格安SIMはキャリア回線と違い通信速度が抑えられていますが、通話の品質そのものまで落ちるのか気になりますよね?
通話の品質が落ちるとガサガサ音がしたり、通話が途切れたり、最悪の場合通話が切れてしまうかもしれません。
この記事では格安SIMの通話の品質についてお伝えしていきます。
格安SIMの電話の品質は実はキャリア回線とそれほど変わりません
格安SIMの回線は確かにキャリアに比べて通信速度が制限されていますが、通話の品質はキャリアと比べてもほとんど変わらないのです。
その理由は、電話の回線は通信の回線とは別になっているからです。
電話の回線は通信の回線と違い、キャリアと同じ回線を使っているためキャリアと同じような通話品質を保つことができます。
ですので、03-といった一般電話番号や090~といった携帯電話番号への通話はキャリアと比べても遜色がないのです。
LINEやskypeなどの通話アプリはキャリア回線に比べて通話品質が悪くなる
LINEやskypeなどは電話回線ではなく、通信の回線を使っています。
そのため、格安SIMの通信の速度では品質が悪くなることがあります。
特に品質が悪くなるのは平日のお昼の12時から13時の学校、会社が休み時間になる時間帯ですね。
それ以外にも花火大会やコンサート会場、通勤ラッシュ時の都心の駅など、人混みが多く格安SIMの利用者数が多い状況でも通話の品質が悪くなります。
通話の品質を保つためには
格安SIMでLINE通話の品質を保つためには以下のような手段があります。
フリーで使えるwifiスポットを探す
一番手っ取り早いのはwifiスポットを使うことです。
wifiスポットとは喫茶店やファミレス、最近だと公園や様々な待合室に設置されている、お店が用意した回線です。
この回線は自宅で使うような固定回線につながっているためかなりの速度が期待できるでしょう。
しかし通常はパスワードを入れないと使えないことも多く、始めていくような場所ではそもそも見つけるのが難しかったりします。
そこでおすすめしたいのがタウンwifiアプリです。
このタウンwifiアプリを入れて設定をしておけば、駅やカフェのwifiに自動で接続し、マップ機能で使えるwifiをすぐに見つけることができるのです。
このアプリを入れておけば通信速度が落ちて、通話の品質が落ちても大丈夫でしょう。
場所を変えてみる
先ほど人口密度が高いところは遅くなる、とお話しましたが、人混みから離れることで一時的にスピードが速くなることがあります。
しかし一つの通信アンテナで1km四方をカバーしているので、混雑している通信アンテナから別の通信アンテナに接続するには1kmほど移動する必要があります。
キャリアを使っている友人に中継してもらう
もしキャリアを使っている友人がいるのであれば、その友人のスマホに中継する方法もあります。
実質的にキャリア回線を使えるのでサクサクっと通信ができるようになります。
ただし、友人の許可が必要なのと、あまり使いすぎると不評を買うのでほどほどにしておきましょう。
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