
今持っているスマホを格安SIMに乗り換えたいんだけど、遅くならないかな?

格安SIMに乗り換えるときに一番気になるのは速度が遅くならないかですよね。

私はLINEモバイルを2年間使っているので、実測値も交えてお伝えしてきますね。
キャリアから格安SIMに変えるとスマホの月額費用が節約できることはご存知だと思いますが、いくら安くなるといっても通信速度が遅すぎては使い物にならず、ストレスがたまってしまいます。
例えば、皆にtwitterやinstagram動画などをその場で友達と一緒に見たかったりすることありませんか?
そんなときに動画がいつまでも読み込み中だと興ざめしてしまいますよね(笑)
私も最初は「格安SIMに変えて遅くなったらいやだな~」と思っていたのですが、思い切ってLINEモバイルに変えてみたところ、昼間の時間帯以外は速度の低下が全く気になりませんでした。
この記事では、
・実際に測定したLINEモバイルの速度
・LINEモバイルを使っている人の反応
・格安SIMでは避けられない昼間の通信速度低下について、私が行っている対策
についてお伝えしたいと思います。
LINEモバイルの実際の速度は?
LINEモバイルの速度測定条件は以下の通りです。
・測定日 2019年9月2日(月曜日/平日)
・測定場所 東京駅周辺うろうろしながら
・測定時間 6:00から23:00まで1時間おき
・測定サイト https://fast.com
・測定端末 iphone X(simフリー)
・測定SIM LINEモバイル/コミュニケーションフリープラン/3GB/au回線
測定結果は以下の通りです。
グラフを見るとわかると思うのですが、12:00-13:00はガクッと通信が重くなります。
このように12:00-13:00の時間の速度が低下するのは、学生さんや社会人の方が昼休みになり、一斉にスマホを使うからですね。
私は2年LINEモバイルを使っていますが、平日の昼の12:00-13:00の時間帯は山の峠道のような人の少ないところでも重いと感じます。
逆に、土日の12:00-13:00の時間は利用者が分散されるのでしょう。それほど速度の低下は気になりませんでした。
twitterのタイムラインでも「LINEモバイル遅い!」という書き込みをよく見ますので、感じているのは私だけではないようですね。
LINEモバイル過去最高クラスに遅い…
GW効果か…!— よここ (@yokoko455) April 26, 2019
マジで遅いぞどーしたLINEモバイル速度制限かかってるのかと思うレベル
— shinchan@シンフォギア適合者 (@shin_ganbaranai) April 26, 2019
LINEモバイル、安いのはいいがやはり遅いなw
まぁ耐えよう笑— ZAKI (zakiさん→ZAKI) (@zaki_0079) April 24, 2019
LINEモバイルはdocomoやAUのキャリア回線を間借りし、通信のスピードを落とすことで安く提供しているので、この時間帯だけは正直いってどうしようもありません。
とはいっても、いくら安くてもあまりにも通信が遅いとストレスになりますし、肝心な時にスピードが出なくて使えないようじゃ困りますよね。
ここではLINEモバイルが遅くなる理由とその対策についてお話したいと思います。
LINEモバイルが遅くなる理由
通信速度制限に掛かっている
一番最初に考えられるのがこちら、データ通信容量をオーバーしてしまうことです。
LINEモバイルでは1か月に使用できるデータ通信容量がプランにより3GBから10GBまで決まっており、その容量をオーバーすると通信の制限がかかります。
どのくらい通信の速度が遅くなるかは公表されていませんが、一般的に格安SIMサービスでは通信制限がかかると128KB/s(キロバイト)まで下がることが多く、LINEモバイルも300KB/s(キロバイト)まで下がります。
通信の規制がかからなければ1MB/s(メガバイト)~4MB/s(メガバイト)程度出ていますので、300KB/sといえばおよそ1/5。
LINEのスタンプを送ったり、LINE通話をすることには問題ありませんが、tiktokやtwitter、instagramの動画や画像などの表示はかなり時間がかかるようになります。
混雑する時間に使っている
LINEモバイルにかかわらず、格安SIM全般の特徴として12時から13時までのお昼の時間帯と、18時から19時の間の夜の時間帯は学生や会社員の人たちが一斉にスマホを使うため、通信速度が低下します。
私もLINEモバイルを使っているのでよくわかるのですが、この時間はtwitterの文字は読み込めるのですが、画像を表示したり、逆に画像をツイートするのはものすごい時間がかかりますね・・(笑)
では、通信の速度が落ちたらどのように対応すればいいでしょうか?通信速度を回復させる方法をお伝えします。
LINEモバイルの通信速度を回復させるには
通信速度制限を解除する
通信速度の制限に掛かっている場合は制限を解除することができます。方法は3つです。
通信速度制限の解除方法1 データ量を追加購入する
通信速度制限がかかった場合、LINEモバイルのホームページでデータ量を追加購入することができます。
・docomo回線の場合
0.5GB(500円)、1GB(1,000円)、3GB(3,000円)を、1ヶ月のうち合計3回まで購入できます。
・SoftBank回線の場合
0.5GB(500円)、1GB(1,000円)を、1ヶ月のうち合計10回まで購入できます。
購入したデータ通信量は翌月末日までに消費しなかった場合、消滅します。翌月末日以降は繰越されません。
追加で購入した場合、キャンセルできないので注意しましょう
通史速度制限の解除方法2 LINEモバイルを利用している家族や友人からデータプレゼントしてもらう
同じLINEモバイルを使っている人から余っているデータをもらうことができます。
プレゼントするデータ通信量は、500MB/1,000MB/1,500MB/2,000MB/2,500MBのいずれかから選べますが、プレゼントするのに費用は掛かりません。
家族以外の人からもプレゼントをもらえますが、送る側ももらう側も利用者連携が必要です。
また、もらったデータ量は翌月に繰り越しができませんので注意しましょう。
通信速度制限の解除方法3 データフリー対象サービスに変更する
データフリーとは、対象サービス(MUSIC+でいえば、LINE・Twitter・Facebook・Instagram・LINE MUSIC)利用時にデータ通信量を消費しない機能のことを言います。
データ容量を使い切っても(通信速度制限がかかっても)、データフリー対象サービスの通信速度は落ちません。
対象サービス以外は特に使わない、という人はおすすめのプランです。
データフリー対象のサービスは下記プランになります。
LINEフリープラン:LINEがデータフリー
コミュニケーションフリープラン:LINE、Facebook、Twitter、Instagramがデータフリー
MUSIC +プラン:LINE、Facebook、Twitter、Instagram、LINE MUSICがデータフリー
混雑した時間はwifiスポットを利用する
wifiスポットとは喫茶店やファミレス、最近だと公園や様々な待合室に設置されている、お店が用意した回線です。
この回線は固定回線につながっているためかなりの速度が期待できますし、自分のデータ通信容量を消費しません。
しかし通常はパスワードを入れないと使えないことも多く、始めていくような場所ではそもそも見つけるのが難しいのがデメリット。
そこでおすすめしたいのがタウンwifiアプリです。
このタウンwifiアプリを入れて設定をしておけば、駅やカフェのwifiに自動で接続し、マップ機能で使えるwifiをすぐに見つけることができるのです。
このアプリを入れておけば通信速度が落ちても大丈夫でしょう。
LINEモバイル wifiオプションを月額200円で契約する
上記で説明したタウンwifiが使えるのはあくまで無料のwifiスポットのみです。
しかしLINEモバイルのwifiオプションを契約するとセブンイレブンやローソン、スターバックスやデニーズといった喫茶店やコンビニ、駅といった全国49,000カ所のwifiスポットが利用できるようになります。
タウンwifiとLINEモバイルwifiオプションを利用すれば都内ならほとんどのwifiスポットが使えるようになるのではないでしょうか。
利用可能なwifiスポットは下から検索できます。

私は気分転換にスターバックスやデニーズに行って仕事をすることが多いのですが、LINEモバイルのwifiオプションを使うことで容量上限の3GBを超えることはほとんどありません。
まとめ:LINEモバイルは時間帯によっては遅いけど対策できる
LINEモバイルに限らず、格安SIMはキャリア回線と比べると通信速度が遅くなってしまうのですが、上記の対策でかなりの改善をすることが可能です。
また、回線が遅い時間帯でも、動画をみることは難しいかもしれませんがtwitterやLINEの通話、LINEのトークであれば全く遅延を気にしなくて大丈夫ですよ(^^♪
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